2025/12/05 13:48

こんにちは、こんばんは。ケアンズスタッフのKoaです。
早いもので、今年も残すところあと一か月となりましたね。
2025年は本当にあっという間でした。この最後の一か月は、一日一日を意識して丁寧に過ごしたいなと思っています。
さて、前回のブログでは「商品を選ぶときに大切にしていること」についてお話ししました。
今回は、見た目では分かりづらい “自然派”“オーガニック風” のラベルに隠されたトリック について触れていきたいと思います。
■ 「オーガニック」表示の落とし穴
日本では、商品に 一滴でもオーガニック成分が入っていれば
パッケージに「オーガニック」と書くことができてしまいます。
そのため、他の成分が合成香料や強い界面活性剤でも添加物が多くても
実際にはほとんど“自然”ではなくても
パッと見では オーガニックっぽく見えてしまう のです。
これがいわゆる“自然派” “オーガニック風” の商品 です。
■ 成分表を見るだけでは分からないこと
成分表をチェックしている方は多いと思いますが、その“見方”まで意識している方は少ないかもしれません。
食品と同じように、化粧品も 含有量の多い順 に成分が記載されています。
例えば、多くの化粧品は次のような順番になっています。
●水
●オイル
●乳化剤
●保湿剤
●その他の成分
●香料(オーガニックアロマオイル など)
最後に「オーガニックアロマオイル」と書かれていた場合、
一番多く含まれているのは 「水」で、オーガニック成分は ごくわずか ということになります。

◾️もう一つよくあるトリック:「〇〇フリー」の言葉に安心しない
最近は「パラベンフリー」「石油系界面活性剤フリー」など
“フリー”表示のある商品も増えました。
ですが、その代わりに
別の合成防腐剤や刺激の強い代替成分
が入っていることも少なくありません。
たとえば、「パラベンフリー」→ 代わりに強めの合成防腐剤を使用
「アルコールフリー」→ 刺激の強い溶剤が入っている場合も
パッケージの雰囲気だけで「安心」と感じてしまいやすいので、
実際の成分名までしっかり見ることが大切になります。
自然派っぽいデザインや、オーガニックという言葉だけでは
“本当に安心できる商品”かどうかは判断できません。
なかなか難しくなってきましたね。
次回は、実際に 避けておきたい添加物の種類【3つ】 を、
紹介していきたいと思います。
それではまた次回に。Koaでした。
Words by Koa (Cairns Staff)

